国家試験まで使える医学生教科書

医学生の定期試験、普段の勉強、興味の勉強から国家試験対策まで使えると思った教科書を紹介する。私は、疾患や病態生理については文章で理解するのが好きなので、選書もそういった趣向になっている。

 

病態生理できった内科学(村川裕二先生著)の神経、血液、腎臓、内分泌はおすすめであり、この教科書を理解すれば予備校のビデオ講座など受ける必要は全くない。低学年の初学の段階から授業と並行してこの本を読み進めれば国家試験臨床研修まで確かな知識がつくと思う。答えが割れたことで話題になっていた必修C21の問題も、このシリーズの神経編の最初の章を読んでおけば即答できる問題であった。

 

STEPシリーズでは婦人科が論理的でずば抜けてよい。耳鼻科も病態生理が丁寧であり、授業から病院実習、国家試験まで使えた。眼科も悪くない。

 

病気がみえるは何冊かもっていたがイラストが凝っている割には文章で理解したい派の私としては大学2~4年生の初学者の段階ではあまり使いやすさを感じられなかった。ただ一度勉強してから見ると確かに分かりやすい。感染症、循環器はイメージをつかみやすく国家試験直前も愛用した。

 

循環器ではハーバード大学テキスト 心臓病の病態生理を図書館で借りて分からない疾患について読んでいた。病気がみえるよりも説明が丁寧で、買っても良いと思う。

 

標準シリーズでは標準精神科学が読んでいて楽しい。フォントに落ち着きがあり、読みやすい。